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想雲夜話

空に浮かぶ雲のかたちが、ふと大切な人の顔に見えたり、だまって雲の流れを見つめながら、こころの整理をしたり。 ゆっくりした時間の中でふと考える。 祈るってなんだろう、供養ってなんだろう。 いまを生きていることの不思議をしみじみ想う夜のおはなし。

駑馬(どば)の兄弟

駑馬(どば)の兄弟

駑馬(どば)の兄弟
第16夜

駑馬(どば)の兄弟

このごろ、できていないことがあまりにも多くてどうにも情けない。これはスランプだとか、生みの苦しみなのだとか、クリエイティブってそういうものだとか、カンヅメになったらいいのかなとか、そんな言い訳はすらすらと出てくるのに、肝心の筆はいっこう進まない。 そうしたら、そうだ、これを見てください、と言って、彼がA5サイズの、28ページほどの冊子をわたしにむかって差し出した。

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