真鍮
真鍮という素材

真鍮は、銅と亜鉛を混ぜ合わせた合金です。別名「黄銅」とも呼ばれ、やわらかな金色の光沢が特徴。身近なところでは5円玉硬貨に使われており、金管楽器にも広く使われてきた素材です。「ブラスバンド」の「ブラス」は真鍮を意味する言葉で、それほど音との相性が良い素材です。
sottoではこの真鍮にメッキや着色を施すことで、現代のインテリアに馴染むさまざまな色合いに仕上げています。
鍛造
鍛造という技術

金属の加工方法には大きく分けて「錹造」と「鍛造」があります。錹造が溶かした金属を型に流し込む方法であるのに対して、鍛造は金属を叩いて成形する方法です。叩くことで金属の内部の密度が高まり、強度が増します。
おりんの製造では「なまし」という工程も大切にしています。なましとは金属を加熱処理することで、均一の硬さに仕上げるための熱処理です。金属は加工の工程を経るほどに硬くなっていきますが、その硬さを狙い通りのものにすることで、心地よい音色が生まれます。
音色
使うほどに、音色が熟成していく

鍛造した真鍮は、使い込むほどに音色が変化していきます。時間が経つにつれて、音はより深く、まろやかになっていく。毎日手を合わせるたびに、少しずつ変化していく音色。その変化は、道具が「自分のもの」になっていく証でもあります。祈りの場とともに、おりんも育っていきます。
金属は長年使用することで硬さが変化し、それに伴い音色も変わっていきます。また、製造工程においても、金属を柔らかくするための『焼きなまし』という工程を取り入れることで、より良い音を追求しています。
素材の組み合わせ
金属と、他の素材と。
sottoは真鍮だけでなく、ガラス・磁器・木などの素材を組み合わせています。それぞれの素材が持つ質感や温かみが、真鍮の金属感をやわらげ、現代のインテリアに自然と馴染む道具をつくり出しています。
暮らしの中にさりげなく置けること。そのために素材の組み合わせを大切にしています。

ガラス
透明感と清潔感。光を通す素材が、祈りの場に軽やかさを添えます。

磁器
白く繊細な質感。金属とのコントラストが、静かな美しさをつくります。

木
自然のぬくもり。金属の硬さをやわらげ、空間に温かみを与えます。

