記事: 手元供養とは?遺骨や写真、形見を身近に置いて偲ぶかたち
手元供養とは?遺骨や写真、形見を身近に置いて偲ぶかたち

写真を飾る。大切にしていたものを、手元に置く。ふとしたときに、手を合わせられる場所が、暮らしのなかにある。
お墓や仏壇とは別に、身近な場所で故人を偲ぶ。手元供養と呼ばれる供養のかたちです。
このコラムでは、手元供養とは何か、始めるきっかけ、始める前に知っておきたいこと、そして手元供養の道具をご紹介します。
手元供養とは
手元供養(てもとくよう)とは、一般には、ご遺骨の一部を小さな容器に納め、ご自宅に置いて偲ぶ供養のかたちをいいます。形見など思い出の品を納める方もいらっしゃいます。
決まった形式があるものではありません。作法は宗派や地域、ご家庭によってさまざまです。お墓や仏壇でこれまで通りに手を合わせながら、身近な場所をもうひとつ足す。そうした選び方もあります。
一方で、写真を飾ることや、愛用していた品をそばに置くことも、故人を身近に感じ、手を合わせるきっかけになります。Sottoでは、ご遺骨に限らず、写真や形見とともに故人を偲ぶ場をつくることも、手元供養のひとつのかたちと考えています。
手元供養には、どんな方法がある?

ご遺骨の一部を小さな容器に納めて置く。大切にしていた形見を、納めて置ける場所をつくる。写真を飾り、愛用していた品を並べる。おりんやお線香を添えて、手を合わせる。手元供養のかたちは、ひとつではありません。ご遺骨を納めるかどうかも、形見をどう置くかも、気持ちに合わせて選べます。
手元供養を始めるきっかけは、人それぞれ
位牌やお仏壇が、ご兄弟のところにある。暮らしている家には義理のご家族のお仏壇があり、ご自身の親の分は別の場所にある。実家から離れて暮らしている。そうしたとき、「自分のそばにも」という気持ちから、手元供養を始める方がいらっしゃいます。
お仏壇のあり方を見つめ直し、小さな祈りの場を整える方もいらっしゃいます。これまで大切にしてきた供養のかたちを尊重しながら、いまの暮らしに合う場所を整える。そうした選び方もあります。

ご遺骨の一部を分骨して、リビングなど身近な場所に置く方もいます。将来の散骨を考えながら、一部を手元に残す方や、納骨までの時間をご自宅で過ごす方もいらっしゃいます。手元供養を始める理由は、人それぞれです。
写真を飾ることから、ご遺骨をそばに置くことまで。暮らしや故人との関係によって、そのかたちはさまざまです。自分に合った方法で故人を偲ぶことも、手元供養のあり方のひとつです。
手元供養を始める前に、知っておきたいこと
ご家族のこと
「ご遺骨はお墓に納めるもの」という考え方を大切にされる方もいらっしゃいます。始める前に、ご家族や親族に気持ちを伝えておくと、お互いの考えを理解しながら進めやすくなります。菩提寺がある場合は、納骨との兼ね合いを早めに相談してみてください。
納める量と、これから
手元供養の容器は小さく、納められるのはご遺骨の一部です。Sottoのピクチュアリでは、スフィアが約30cc(大さじ2杯分)、シリンダが約20cc(大さじ1杯と少し)です。選ぶ前に容量を確かめておきましょう。残りのご遺骨をどうするかも、ご家族とゆっくり話しておくとよいでしょう。
ご遺骨の納め方
ご遺骨は、きれいな紙や布に優しく包んでから納め、吸湿材を一緒に入れておくことを、Sottoではおすすめしています。
置く場所

直射日光や急な温度差、湿気の多い場所を避け、安定した場所に置いてください。
Sottoの手元供養の道具
Sottoの手元供養の道具は、ご遺骨に限らず、故人の気配が宿るものを「そばに置く」という考え方でかたちにしています。
ピクチュアリ|写真を立てる、小さな骨壺

真鍮の本体と木のふたをネジで閉める、写真立てにもなるメモリアルボックスです。ふたの溝に写真を立てられ、少量のご遺骨や指輪などの小さな遺品を納められます。

手のひらにすっぽり収まる球形のスフィアと、ベッドサイドに置いても場所をとらない円筒形のシリンダがあります。

ハロクライン|愛用していたものを、そばに置く

故人が長年愛用したものを、そっと置いておく形見置きです。机の上や本棚、リビングの棚に置くと、スリットから品物の形がわずかに見えます。指輪や時計を納める縦長のトールと、メガネも納まる横長のワイドがあります。名前は、淡水と海水が交わる境目を表す言葉。つくり手の考え方は、コラム「Halocline ハロクライン」に綴っています。

チェリン ミニ|小さな祈りの場に、音を添える

チェリン ミニは、小さな写真のそばに置けるサイズのおりんです。サイズは小さくても、音の美しさ、透明感、持続性は「Cherin」と同じ。より高く涼やかな音が特徴です。
手元供養は、写真一枚からでも

手元供養に、決まった形はありません。写真を一枚置くことから始めても、ご遺骨を少しだけそばに置いても、形見を棚に並べても。暮らしや気持ちに合ったかたちで、故人を偲ぶ場所を整えることができます。日々の暮らしのなかに、そっと手を合わせられる場所を。
手元供養の道具は、手元供養の一覧からご覧いただけます。写真を飾るところから始めるなら、写真立ての一覧もあわせてご覧ください。
あわせて、年の瀬の大掃除で考える、形見の置き場所と、仏壇がなくてもできる、暮らしの中の祈りの場のつくり方もご覧ください。










