コンテンツへスキップ

想雲夜話

空に浮かぶ雲のかたちが、ふと大切な人の顔に見えたり、だまって雲の流れを見つめながら、こころの整理をしたり。 ゆっくりした時間の中でふと考える。 祈るってなんだろう、供養ってなんだろう。 いまを生きていることの不思議をしみじみ想う夜のおはなし。

遠いということ

遠いということ

遠いということ
第6夜

遠いということ

「目から遠いと、心から遠い(Loin des yeux, loin du coeur.)」というフランスの格言があって、そうだよなあ、そうだよなあ、と、その言葉の力強さに気圧(お)されて過ごしてきた。でもいずれ、そう、いずれ、どちらが先かはわからないけれど、でもいずれ、愛する人は遠くへ去ってしまう。いのちというのはそういうもので、しかたがないことだ。が、せめて心の中には、いつも近くにいてほし...

もっと見る