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想雲夜話

空に浮かぶ雲のかたちが、ふと大切な人の顔に見えたり、だまって雲の流れを見つめながら、こころの整理をしたり。 ゆっくりした時間の中でふと考える。 祈るってなんだろう、供養ってなんだろう。 いまを生きていることの不思議をしみじみ想う夜のおはなし。

希望の声

希望の声

希望の声
第9夜

希望の声

分厚いカーテンも、障子も、ガラス戸も閉じたまま、夜明け前の光がぼんやりと染み込んでくる部屋で、わたしは畳の上に寝ころんだまま、昨晩君が口にした言葉を頭の中で繰り返している。いまのぼくには、生きる希望がないんですよ――。

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