コンテンツへスキップ

想雲夜話

空に浮かぶ雲のかたちが、ふと大切な人の顔に見えたり、だまって雲の流れを見つめながら、こころの整理をしたり。 ゆっくりした時間の中でふと考える。 祈るってなんだろう、供養ってなんだろう。 いまを生きていることの不思議をしみじみ想う夜のおはなし。

目に見えないもの

目に見えないもの

目に見えないもの
第3夜

目に見えないもの

「おまえ、虚無を見たことがあるかい、ぼうず?」 ミヒャエル・エンデが、『はてしない物語』の中でファンタジー〈物語〉と「虚無」の戦いを描いたのは、目に見えないものへの畏敬の念を取り戻すためだったと思う。それはつまり、目に見えるものだけを信用し、目に見えるものだけに囲まれて生きていると思っているわたしたちが、しだいに目に見えないものを恐れるようになり、その恐れはいつしかありもしない敵を生み出し...

もっと見る