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想雲夜話

空に浮かぶ雲のかたちが、ふと大切な人の顔に見えたり、だまって雲の流れを見つめながら、こころの整理をしたり。 ゆっくりした時間の中でふと考える。 祈るってなんだろう、供養ってなんだろう。 いまを生きていることの不思議をしみじみ想う夜のおはなし。

ただ、照らす。

ただ、照らす。

ただ、照らす。
第20夜

ただ、照らす。

そのときに頭をよぎったのは、なぜ美しいのかを月に問うたとして、月は答えてくれるだろうか。そもそも、そこに「なぜ」は存在するのだろうか。月はただ美しい。それだけのことではないか、と。

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