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想雲夜話

空に浮かぶ雲のかたちが、ふと大切な人の顔に見えたり、だまって雲の流れを見つめながら、こころの整理をしたり。 ゆっくりした時間の中でふと考える。 祈るってなんだろう、供養ってなんだろう。 いまを生きていることの不思議をしみじみ想う夜のおはなし。

忘れられてのち、生きている。

忘れられてのち、生きている。

忘れられてのち、生きている。
第1夜

忘れられてのち、生きている。

「人は二度死ぬ」、と永六輔が言ったのは、永さんがお寺の子だったからということもあるだろうけれど、やはり一抹のさみしさからのことだったろう。一度目は肉体的な死、二度目は人々の記憶から消えたとき。...

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