西暦1609年に加賀藩が開町し、金属製品を作りつづけてきた工芸の歴史がある富山県高岡市で1935年に瀬尾製作所は創業しました。高岡に根付く金属加工の歴史は、約400年前に加賀藩主、前田利常公が7人の鋳物師を呼び、町に金属加工の産地を作ろうとした時から始まります。以来、鉄製の鍋や釜から銅合金の美術銅器や仏具と産業が変遷していく中で、現在では全国で90%以上のシェアを持つ金属製の仏具産地となっています。瀬尾製作所はこの歴史ある産地で、創業から一貫して仏具に関わる製品を手がけてきたメーカーです。